大磯・二宮・中井 人物風土記
公開日:2012.03.02
大磯の「海鈴」で防災の勉強会を開催、講師を務める
伊藤 勇さん
大磯町在住 70歳
経験を伝えることが使命
○…「大きな地震が来たときまず自分の身を守ること。そして慌てず、行動すること」。3月11日、こみゅにてー・パテイオ海鈴で開かれる防災についての勉強会で講師を務める。テーマは『予想される南関東大地震が大磯に来たら。備えは、準備は、その時どうする』。勉強会は、地震が起こる仕組みなど自らが調べ、学び、経験したことをまとめた資料をもとに進める。また、転倒防止用の留め具などの正しい取り付け方も実演する予定。
○…現在、災害救援ボランティア推進委員会(SL-A)、神奈川県災害救援ボランティアコーディネーター、大磯災害時支援ボランティアの会副会長、大磯町馬場地区自主防災会会長などを務める。防災のスペシャリストといっても過言ではない氏。この道に進んだきっかけは阪神淡路大震災。それまで興味はあったが、真剣に取り組むほどではなかったという。「テレビで流れていた高速道路倒壊の映像。震災の数日前に仕事で近くを通っていたんです」。その後、防災への関心を強め、勉強を重ねて活動の幅を広げていった。
○…昭和16年、横浜に生まれる。子どもの頃のエピソードを聞くと「決して真面目な少年ではなかった」と即答。少し間をとってから「勉強よりも運動が大好きな活発な少年時代だった」と笑う。特に夢中になったのがバレーボール。小学校5年生の時、バレーボールが好きだった担任の先生の影響を受けたとか。「綺麗な先生だったんですよ」と。きっかけはともかく、チームワークが大事なスポーツ。小学生の時からコミュニケーションの取り方を学んでいた。そのことが、今に活かされている。
○…年齢よりも若く見え、低く通りの良い声が特徴。足腰は全く衰えを感じないという。「学生の頃のうさぎ跳びの影響かな」と笑う。今後は「多くの子どもたちや学生が防災訓練に参加してもらえるようにしていきたい」と話す。
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