大磯町などを拠点に活動する日本空手協会西湘支部こゆるぎ空手教室(浅井嘉彦代表・生徒数約60人)の創立10周年を記念した演武会が、3月3日に大磯小学校の体育館で催された。
稽古を通じて心身を磨く「武道空手」を指導する同教室は、2008年に湯河原で開設して以降、大磯、横浜市戸塚区と活動の場を広げてきた。近年は生徒たちを伴って米国へ赴き、現地の道場と空手を通じた国際交流なども行っている。
演武会には小学1年生から70歳まで48人の生徒が出演し、関係者ら約100人が見守る中で形や組手など日頃の稽古の成果を披露。勇ましい掛け声とともに次々と繰り出される力強い演武に、会場から歓声と温かな拍手が送られた。終盤には3枚の木の板を正拳突きで次々と割る「試割り」や浅井代表による模範演武も行われ、有段者の技の冴えを見せつけた。
終わりに浅井代表は「空手は生涯続けられるもので、各人が一生懸命に取り組むことに意味がある。今後も海外に誇れる日本の武道として指導に努め、生徒の成長や国際的な広がりの種を蒔いていきたい」と話した。
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