大磯・二宮・中井 スポーツ
公開日:2022.09.09
パラ水泳
200mメドレーで日本新
二宮高3年 田中映伍さん
二宮高校3年生のパラ水泳選手、田中映伍さん(18)=茅ヶ崎市在住=が7月17日、18日に行われた「横浜国際プール第1回インクルーシブ水泳競技大会」に出場し、200m個人メドレーで日本新記録を樹立した。「2年後のパラリンピックパリ大会へいい弾みになった」と語る。
国内トップのパラアスリートとともに小・中学生の水泳選手ら約130人が参加した同大会。田中さんは200m個人メドレーに出場すると、3分28秒16でSM5(手足の欠損など重度の運動障害があるクラス)の日本新記録をマーク。昨年12月のアジアユースパラ大会で金メダルを獲得した際の自己ベスト3分39秒30を、11秒近く縮めた。
専門的指導で開花
生まれつき両腕のない障害がある田中さんが、パラ水泳に取り組むようになったのは中学生の頃。すぐに頭角を現し、2021年の日本パラ水泳選手権で50mバタフライ2位に入るなど、国内トップ選手として活躍している。これまで特定の指導者はいなかったが、知人の紹介で今年3月から茅ヶ崎市の水泳教室に通い、専門的な指導を受けたことが、さらなる飛躍のきっかけとなった。陸上トレーニングにも本格的に取り組み、パワーとスタミナが向上、レース後半でもスピードが落ちなくなった。今回の試合でも「泳ぐ前から自己ベストを出せる自信はあった」と振り返る。
パリへ50mバタ強化
目指すは2年後のパリパラリンピック。日本新をマークした200m個人メドレーは正式種目ではないため、今後は50mバタフライの強化を進める。来年は英国で世界選手権があり、まずは参加標準記録を上回ることが必要。田中さんは「経験のためにも世界選手権は必ず出たい。パリまで2年はあっという間。まだまだ伸びると思っているので、練習の質を高めていきたい」と話す。
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