50年ぶりに開封し、収蔵品の返却を進めてきた大磯小学校タイムカプセル開封事業実行委員会(松原宏樹委員長)の最後の返却日が3月16日に終了し、解団式が大磯町立図書館で行われた。
返却最終日に訪れた当時小学2年生だったという女性は、海の絵と鉄棒で遊んだ日の絵日記を受け取ると「不思議な気持ち。受け取れてよかった」と懐かしんだ。
同委員会で活動してきた中田浩一さん(62)は、「前例もなく戸惑いも多かったけど、みんなの笑顔を見るとやってよかった」と振り返った。山下忠志さん(61)は「懐かしい友人や先生に会えたことが一番嬉しい」と微笑んだ。
返却率は47・05%だった。収蔵品は今後、行政文書として教育委員会に引き渡される。
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