「2017全日本ジュニア体操競技選手権大会」が8月12日、横浜文化体育館で行われ、千代小5年の府川光咲(みつき)さんがCクラス(小学生女子/規定演技)の個人総合で金メダルを獲得した。「先生に細かい修正点を教えてもらってそこを直して演技ができた」と笑顔。総合のほか、段違いでも優勝、平均台は2位に入った。
7月の東日本ジュニアでは総合2位だった府川さん。その時、優勝したのが、同じとらい体操クラブ(田島)に通う伊藤みのりさん(大磯小6年)だった。今大会では府川さんが1位、伊藤さんが2位。2人の指導にあたる、同クラブコーチの中山明美さんは「2人は全く逆のタイプ。お互いの足りないところを参考にしながら、練習に励んでいる。2人の頑張りが結果につながったと思う」と語った。得意の平均台とゆかで優勝するも、総合2位に終わった伊藤さんは「東日本で1位通過できたのに、全日本で2位になり悔しい」と振り返った。
普段は仲良しの2人。府川さんが「伊藤さんは動きがきれいで柔らかいから、全部がきれいに見える」と言えば、「府川さんはいつも私を笑顔にしてくれるので楽しいし、うれしい」と答える伊藤さん。将来は「日本代表として活躍したい」と声を揃える2人。今後のさらなる飛躍を目指す。
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