小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2021年5月22日
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採れたアユの大きさを計測する野崎忠副組合長
６月１日（火）のアユ釣り解禁に先立ち、早川河川漁業協同組合（細川孝組合長）が５月19日、小田原市早川で今年のアユの育ちを見る試し釣りを行った。小田原市から採捕を特別に許可された同組合員24人が、早川橋から山崎の区域で、友釣りと毛針釣りを試した。雨天のため時間を短縮したものの、釣果は約２時間で友釣りが30尾（最大17・５cm）、毛針釣りが69尾（最大16・５cm）だった。
細川組合長は「去年より良いが、遡上はまだ少ない。温かくなるにつれて増えてくるのではないか」と見通しを述べた。また「一昨年の台風19号による復旧工事の影響で、アユの餌となるコケの付き方が良くない」と河川の状況について見解を話した。
アユの遊漁期間は、６月１日から10月14日（木）と、12月１日（水）から12月31日（金）。
