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足柄版 公開:2014年3月29日 エリアトップへ

山北町のイベントで町民による路上パフォーマンスを呼び掛けている 松永 文也さん 山北町山北在住 50歳

公開:2014年3月29日

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松永 文也さん

なんでも楽しく挑戦

 ○…「山北の桜まつりでできたら、きっと楽しいはず」-。そんな思いで「町民による路上パフォーマンス」を企画。役場の協力も取りつけて開催にこぎつけた。第41回やまきた桜まつりのイベント日(3月30日)に山北町体育館前を陣取り、町内のパフォーマーに演じる場所を提供する。「演者はもちろん町の人たちも桜の中で楽しめるようにフリーセッションも仕掛けてみたい」

 ○…1963(昭和38)年、山北町の生まれ。子どもの頃は「スポーツが苦手、なかでも球技は大の苦手だった」。中学時代に興味を持った、映画部のある西湘高校から法政大学に進学。下宿先とキャンパスを往復しながら映画制作に熱を入れ、若手監督の登竜門「ピア・フィルム・フェスティバル(PFF)」にも挑戦したが、卒業後は神奈川県庁に就職した。「クリエイターとして評価されなければ違う仕事をすると決めていた」とその訳を話す。

 ○…公務員生活も6年が過ぎた頃「もっと挑戦したい」と、趣味で楽しんでいたパラグライダーの世界へ飛び込み、輸入商社で働きながら競技生活も送った。1992年から99年にはワールドカップで世界を転戦した。90年代後半になると凧で受けた風を推進力に使う「カイト」がマリンスポーツに台頭。魅力を感じカイト用品の輸入販売を始め、埼玉から山北に拠点を移した。「決まったことの繰り返しはどうも合わない。新し物好きで何でも楽しみたいほう」と自己分析。

 ○…今回のイベントでは「今まで奥さんに任せきりで何もしてこなかった」という地域にその千里眼と行動力を傾注する。「桜を愛でながら演者と観客が一緒に笑ってくれて、将来的にはあちこちからその音が聞こえてくる。そうなったら大成功」だという。「夢は?」との問いには「ずっとニコニコして暮らしたい」とひと言。敷地内の母屋には両親、自宅では妻と子ども3人の5人で暮らしている。

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