大雄山駅前の複合商業施設「ヴェルミ」の中核店舗「ピアゴ」(ユニー(株)・本社=愛知県稲沢市)の閉店に伴い進められていた後継テナントとの調整が最終段階に入っている。
ヴェルミは南足柄市が資本金の51%を出資する第3セクター「大雄山駅前開発(株)」が管理運営している。2階から4階部分に入居する中核店舗のピアゴが今年5月に閉店。7月に撤退するため、後継テナントの決定が急務となっている。
同社によると、2階の生鮮食品部分の後継テナントは、昨年末までに2社に絞り込み交渉。賃料など諸条件は合意しており、今後は地域貢献への姿勢などを元に1月末までにはいずれかに決定する方針。
衣料品、雑貨を販売している3階、4階部分は生鮮食品部分の2社とは別の企業・店舗と交渉を進めている。これまでに数百社に打診し約50社と契約に向けた条件面などを交渉している。
大雄山駅前開発では「開業以来、ユニーが果たしてきた役割と同等以上のサービスを提供できるよう、複数の企業と調整を進めている。地元の商店からも出店について数社から問い合わせを受けている」と話す。
2階から4階部分で営業するピアゴは5月15日に閉店し、改装を経て9月中にリニューアルオープンする。
ピアゴ以外の現状のテナントについては店舗の配置転換などはあるものの、継続して出店する予定で、改装中も引き続き営業する。
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