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食味ランキング特A県産新品種「はるみ」 新ブランド米が登場 市販は出荷量の2割と希少

経済

掲載号:2017年10月28日号

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貯蔵されている「はるみ」=小田原市酒匂の全農倉庫
貯蔵されている「はるみ」=小田原市酒匂の全農倉庫

 昨年2月の日本穀物検定協会で、食味ランキングの最高峰「特A」を獲得して注目された神奈川県産米「はるみ」(県央・湘南・県西)の一般販売が10月24日に始まった。

 県西地域では主に、学校給食に使用する米が生産されている。JAかながわ西湘管内の2市8町には約500軒の出荷契約者がいて、今年度は151軒が新品種の「はるみ」を生産し出荷した。出荷量は113トンで、このうちおよそ8割を県内の学校給食用に、残りの2割にあたる24トンを一般販売する。

5割超が1等米

 新品種の「はるみ」は「コシヒカリ」と神奈川県の推奨品種「キヌヒカリ」を交配するなど、10年の歳月をかけて開発された。JAによるとツヤが良く、甘みがありもちもちとした食感が特徴で、米粒の濁りが少ない。おにぎりにするとさらに持ち味が発揮される。

 初めて出品した昨年の食味ランキングで、新潟魚沼産「コシヒカリ」、宮城産「ひとめぼれ」、秋田県南産「あきたこまち」と肩を並べる「特A」を獲得して一躍、話題となった。

 JAかながわ西湘管内では、農家の協力を得て試作した10ヘクタールの作付け面積を今年度はおよそ5倍の49ヘクタールに拡大。生産量も30トンから113トンに伸び、本格的な流通を開始した。1等米の割合も昨年の3割から今年は5割超へ伸び、関係者は「来年の食味ランキングが楽しみ」と期待を膨らませている。

「来年は増産」

 南足柄市斑目の米農家、加藤智久さん(74)は「はるみ」の生産を始めて今年が3年目。この秋は約1トンをJAへ出荷した。

 県推奨品種の「さとじまん」を多く生産し出荷してきたが、「はるみ」の品質の良さから、来年以降は作付面積を増やす計画だ。

 「はるみ」の店頭価格は「キヌヒカリ」より1割ほど高い10キロ4200円。JAの農産物直売所「朝ドレファーミ」と開成町の「グリーンセンター」の3カ所で販売している。

生産者の加藤智久さん
生産者の加藤智久さん
発売初日の様子=朝ドレファ〜ミ♪成田店
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