木札と記念バッジ
西丹沢の登山者の安全を祈願する「西丹沢山開き」が５月21日（日）午前８時から西丹沢ビジターセンター（山北町中川８６７）前駐車場で開催される。新型コロナ感染拡大防止の観点で中止や規模縮小が続いていたが、今年は４年ぶりに制限無しで開催する。
61回目を迎える同イベント。昨年は町外からの来賓を招待せず開催し、約１５００人が訪れた。山北町観光協会事務局の依田政文事務局長は「コロナ禍前は２０００人程度が参加していた。今年はコロナも落ち着いてきており、花もきれいに咲いているので、昨年より多くの方に参加していただければ」と話した。
当日は山開き式として登山者の安全を祈願するため、玉串奉奠などの神事が行われるほか、コーラスによる「丹沢讃歌」の合唱が行われる予定。
また、毎年恒例となっている檜洞丸の稜線が描かれている山開き記念バッジも当日販売が行われる。今年は檜洞丸の稜線とともに青空がデザインされており、西暦が記された本体色は青色となている。また、安全登山木札の無料配布（先着２００人）も行われる。雨天決行。
依田事務局長は西丹沢は遭難事故が比較的多いことについて触れ「安全祈願のために多くの登山者にぜひ訪れてほしい」と語る。
（問）同事務局【電話】０４６５・７５・２７１７。
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