秦野 社会
公開日:2021.08.20
百瀬さんが寄付
秦野警察署などに
丹沢大倉尾根「見晴茶屋」の小屋主、百瀬正子さんが7月30日、秦野警察署(竹田茂署長)を訪れ、山岳救助活動を行う警察署員への激励としてスポーツドリンクなどを寄付した。
見晴茶屋は百瀬さんが生まれた年に祖父が開設。山岳遭難事故が発生した際に負傷者の保護や救護などを行ってきた。今年75周年を迎えるにあたり、山岳救助に尽力する署員に感謝の気持ちを込めて、500ミリリットルのスポーツドリンク240本と栄養補助食品200個を寄付した。
竹田署長は「救助隊を支援いただき、大変ありがたい。山の事故が1つでも減るように努めていきたい」と話し、百瀬さんに感謝状を贈った。8月9日までに秦野警察署管内で発生した山岳遭難事故は14件。同署は登山者に登山カードの提出などを呼びかけている。
また百瀬さんは同日、観光振興に役立てて欲しいと、秦野市に10万円を寄付している。
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