秦野 コラム
公開日:2026.06.12
秦高100周年に寄せて コラムリレー 広畑ヶ丘空はれて 第9回 栁川(旧姓:永井) 真由美 (高36回卒)
高校生活1年目の夏休み。ある登校日のHRで、「ロータリー青少年交換プログラム」の説明がありました。先々の不安や起こるであろう問題より、海外での学校生活という、まだ見ぬ世界への憧れと高揚感。「やってみたらどうだ」という父の勧めもあり、受験を決心しました。
幸いにも、学校推薦と秦野ロータリークラブ会員の皆様のお力添えを頂戴し、1年間の留学を体験することができました。
3月末、春の訪れを楽しむ間もなく、冬に向かうオーストラリアに到着。ホストファミリーとの最初の写真は、片手に英語辞書を握りしめていました。
その頃、私と入れ替わりに来日した交換学生のドナさんが、秦野高校で学生生活をスタートさせていました。笑顔溢れるドナさんと、私のかつてのクラスメイト達。高校野球を熱く語るドナさんは、秦野高校での日々を満喫していたのだと思います。
翌春、留学中のチェック柄ミニ丈のスクールウェアから、懐かしのダブルジャケットの制服を着用した時、母校に帰ってきたのだと安堵し、改めて喜びを感じました。
新しい学年のクラスメイトとは違和感なく、すんなりと。運動が苦手な私を半ば強引に体操部へ引っぱりこみ、マット運動で笑わせ、マラソン大会では励ましあい、へとへとになり。広陵祭、修学旅行......。
「理想に燃ゆる若人の つよき雄叫びこだまして」
私は、10代最後まで充実した高校生活を送ることができました。それを叶えてくれた母校に心から感謝しております。
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