秦野 コラム
公開日:2026.05.29
秦高100周年に寄せて コラムリレー 広畑ヶ丘空はれて 第8回 榎本 芳男(高18回卒)
生粋のはだのっ子、男性は秦野高校、女性は大秦野高校と、素直に従い男子校の秦高に進学しました。本町中学校は自転車通学の境界道路の内側で、自転車通学は許可されず、涙をこらえて30分以上の徒歩通学。秦高入学でまず嬉しかったのは自転車通学ができることになったことです。才ヶ分の踏切を越えた坂道はなんの苦労もなく立ち漕ぎで秦高にきっかり20分で到着。帰り道も、秀峰大山・阿夫利の山を遠くに眺め、坂を下れば秦野盆地に入ったなと感じながら、昔日の充実した一日をちょっと反省点もあったかなと思いつつ過ごした、若さで乗り切った時代で、無我夢中でペダルを漕いで、県営秦野団地の横の坂も一気に立ち漕ぎで、雨であろうが、雪が降ろうが合羽で、すべての日を自転車通学で卒業した記憶が思い出されます。学校については、思い出に残るのは雨天体操場での、背筋をピンとし髭を蓄えた大声の桐生先生、柔道の込山先生です。この質実剛健の気風を叩きこまれて現在の私があります。
この孤独に黙々と過ごす底力が透析患者さん、高齢者さんたちの送迎ボランティア活動を今日まで継続できて30周年記念となる本年に繋がり、下大槻の健速(たけはや)神社の火祭りが私の地元の八坂神社の神輿担ぎに繋がっています。肩で担ぐというより、掛け声での参加ですが...ストレス発散、若さのほとばしりに繋がっていると確信しています。趣味では岩田達治先生が集められた丹沢山麓秦野の民話の語り部を小学校9校、公民館、老人ホームで「よしじぃ」に変装し読み聞かせで楽しんでいる昨今です。
■送迎ボランティアゆりの会
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