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公開日:2026.08.14
修行で禅の姿勢学ぶ 小学生が1泊2日で体験
曹洞宗神奈川県第一宗務所青年会が主催する「第25回こども禅のつどい」が8月3日・4日の1泊2日、太岳院(秦野市今泉)で行われた。秦野市内外の小学生20人が参加し、読経や坐禅の修行、レクリエーションなどを通して、集団生活のマナーや集中力を養った。
第一宗務所は、相模川を境に県の西側に位置する曹洞宗寺院の団体で、青年会には40歳までの住職らが所属している。同青年会は毎年、修行を通して、子どもたちの夏休みの思い出作りをしようと「禅のつどい」を企画。今年は秦野を会場に実施された。
当日は、第一宗務所範囲内の小学生が参加。子どもたちは初めに、手を合わせる「合掌(がっしょう)」、みぞおちのあたりで左手の親指を内側に握って上から右のひらで覆う「叉(しゃ)手(しゅ)」、手のひらを上にして右手に左手をのせ親指を合わせる「法界定印(ほっかいじょういん)」など、曹洞宗での基本作法を学んだ。
開講式では、正座の姿勢で住職らとともに般若心経を唱え、厳かな雰囲気の中で引き締まった表情を見せていた子どもたち。その後も、2日間で4回の本格的な坐禅で集中力を養ったり、説法の聴聞などを通して他者を思いやる集団生活の基本を再確認した。
夕食には、肉や魚の代わりに豆腐やこんにゃくを使った精進風のカレーが提供された。子どもたちは静かに正座しながらも、美味しそうに味わっていた。また、夜には花火などのレクリエーションも行われ、普段の生活では味わえない体験をしていた。
「遊ぶときは遊び、坐禅のときは坐禅に集中する。そんな修行の生活を通して、友達を増やしたり、思い出をたくさん作ってもらえれば」と青年会の守本善英会長。
参加した子どもたちは、初日とは変わった清々しい表情で「坐禅は大変だったけど、慣れてきたら集中力が鍛えられて楽しかった」、「花火をしたこと、お坊さんと一緒に遊んだことが楽しかった。スリッパをそろえることも思いやりにつながるとわかった。また坐禅会に参加したい」と感想を述べた。
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