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保育所と園児つなぐ架け橋に

官民協働で「送迎保育ステーション」
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2011年3月10日号

区内に新設された「スターチャイルド川和ナーサリー」
区内に新設された「スターチャイルド川和ナーサリー」

 横浜市こども青少年局では、民間で保育サービスを行う「(株)みつば(古宮清隆代表取締役社長)」と協働し、待機児童を抱える保護者と定員割れが生じている認可保育所のニーズを繋ぐ「送迎保育ステーション」を区内川和町に4月1日から開設。市内では、他に旭区にも設置され、共に初となる。

 共働き世帯の増加などを背景に、市内の待機児童数は1552人(平成22年4月時点)で全国最多。この解消は喫緊の課題となっている。一方で、認可保育所の場合、市内436カ所のうち160カ所で定員割れが生じるという状況も。これらの保育所では、利用者にとって交通の便が良くないなどいわゆる”ミスマッチ”も生じている状況。そこで、両者をつなぐ新たな解決策として、この送迎保育ステーション事業の実施が決められた。

 区内に設置されるのは、川和町駅に直結するガーデンプラザ川和EAST2階の「スターチャイルド川和ナーサリー」。

 同所の役割は2つ。0〜2歳児を受け入れる「乳児保育所」という機能と、3〜5歳児を指定保育所(11園)へとバスで送迎する機能だ。新設された乳児保育所の定員は30人。送迎サービスは、指定保育所の中から保護者が園を選び、遠隔地であってもそこまでの送迎を行ってくれる。バスで送迎する定員は50人。1回の運賃は片道100円。また、同所はバスの発着時間以外も稼動しているため、実費で子どもを預かってくれる。なお、現在11の指定保育所に通園している園児も4月からこのサービスを利用できる。

 同ステーションは駅の近くに設置され、保護者が通勤途中などに立ち寄りやすいのが特徴。開園は7時から21時まで。子どもを預けやすくするため、交通の利便性と保育時間の柔軟性という2つの点に配慮された運営となっている。

 運営会社は昨年4月に募集が行われた。認可保育所等の運営実績などの条件を満たす2社が名乗りを上げ、8月には委託が決定。区内の設置が決まった(株)みつばは、これまでも県内外で保育所を運営している。

 現段階では、来年度からの開園に向け園児が募集されている(3月7日現在)。川和町の同ステーションの乳児保育所は約10人、送迎対象児童は約40人の空きがある。

 同ステーションへの問い合わせは【電話】045(450)1295まで。
 

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