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旭区版 掲載号:2012年5月17日号 エリアトップへ

旭区に総合運動施設「スポーツジャングル10」を開設する 木村 和司さん 港南区在住 53歳

掲載号:2012年5月17日号

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後先考えず、今を全力で

 ○…前横浜F・マリノス監督で、元日本代表の「背番号10」が、旭区にやってきた。「男女、年齢を問わず、いろんな仲間とスポーツを楽しめる場にしたい」。総合型地域スポーツクラブを目指し、フットサルコートなどを備えた総合施設を5月20日にオープンさせる。運営母体のNPO法人スポーツコミュニティ・シュートの理事長を務め、自らサッカー指導にもあたる。

 ○…その原点は広島市で過ごした少年時代にある。当時、中学校にサッカー場がなかったため、小学校の校庭で下級生も交えてサッカーに打ち込んでいたという。「面白さを伝えるんだったら、言い聞かせるよりやってみせるのが一番」。それは地域のサッカー教室でも同じだ。「『うまいオッサンやなー』って、子どもたちの瞳がだんだん輝いてくる」。コーチは10のうち7、8割は褒めよ―という持論は今も変わらない。「基本は遊び。仲間と一緒に遊びたいと思えば、うまくなろうと一生懸命になるから」

 ○…サッカーだけでなく、子どものころは野球に水泳、陸上と万能選手だった。「いずれは10種目以上のスポーツ拠点にしたい」。よこはま動物園ズーラシアにほど近い「スポーツジャングル10」には、そんな思いが込められている。今は8人制サッカーコートの広さが限界だが、フルコートに拡張してジュニアユースやなでしこ(女子サッカー)の試合を開催するのが目標だ。「サッカーは頭を使って、日ごろのアイデアやひらめきを体で表現するもの。環境があれば可能性が広がり、技術も身についてくる」

 ○…十数年前、新横浜で初めて施設を開設したとき、会員はコーチより少ない2、3人。コートは石だらけだったという。今では茅ヶ崎市、都内でも施設を運営する。「隠居して、座りながらサッカーをゆったり眺めるのが夢」。表情を緩める一方、「明日死ぬかもしれないし、悔いのないようやり尽くしたい」と、立ち止まる気は当分なさそうだ。
 

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