横浜保育福祉専門学校(品濃町)で先ごろ、「岩崎学園オープンカレッジin東戸塚」が開催され、地域住民や同学園の学生ら約300人が参加した。
登壇したのは、パラリンピック射撃でアテネ、北京、ロンドン大会に出場した田口亜希さん。「人間の持つ可能性について」をテーマに講演した。
25歳の頃、脊髄の病気のため車いす生活になった田口さん。友人の誘いでビームライフルをはじめ、その後実弾を使用するライフルに転向した。当日はこれまでの歩みについて語ったほか、現在「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」のアスリート委員を務める立場から、2020年の東京大会までにどう機運を醸成していくかについて話した。
聴講した学生から挙げられた「今の目標、モチベーションは何ですか」という質問に対しては、「東京大会を成功させること」と回答。「(東京五輪後の)共生社会を変えるキッカケになるかもしれない。お互いがどこかを少しずつ我慢できる社会に、そして働きたい障害者が全員働ける社会にしたい」と思いを話した。
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