宿町に本社があるスポーツ教室事業を行う「株式会社BSC」が運営するサッカーチーム「バディーサッカークラブ」が8月20、21日に群馬県で行われた関東大会で初優勝した。4月に専用練習場を整備し、チーム力がアップ。今後は6年ぶりの全国大会優勝を目指す。
「BSC」は県内を中心に幼稚園施設などを使ってサッカーや剣道、体育全般の教室を運営。南区内でも複数の幼稚園で教室を開く。
県内でサッカーを習う小学生から選抜されたメンバーが「バディー」で活動する。選手は東戸塚駅そばの専用練習場などで練習。出身者からセレッソ大阪の椋原健太選手など、Jリーガーも生まれている。
今大会のメンバーは6年生19人。市大会2位で7月の県大会に進み、32チームのトーナメント戦を制して県第1代表として関東大会への切符をつかんだ。
関東大会には1都7県から3チームずつが参加。予選ブロックで2連勝し、決勝トーナメントへ。準々決勝、準決勝をそれぞれ1対0、2対0で勝利。決勝戦は大宮アルディージャジュニア(埼玉県)の猛攻に耐え、1対0で勝ち、昨年準優勝の雪辱を果たした。
チームを指揮する南雲伸幸監督は「大会が続き、選手の疲労はピークだったが、選手19人が交代で活躍してくれた」とチーム一丸の勝利であることを強調。キャプテンの篠原佑岳君は「みんなでしっかり守ることができた」と守備への意識を高め、全5戦を無失点で乗り切った。決勝戦で殊勲のゴールを決めた野澤勇飛君は「ベンチの選手の声が力になった」と話した。
4月に人工芝の専用練習場が完成し、多くの選手がまとまって練習できるなど、チーム力がアップ。大会が人工芝で行われることも多く、本番に近い環境で練習できるメリットもある。
全国制覇目指す
バディーは2010年に全国大会で優勝し、約7800チームの頂点に立った。11月にある県大会を制し、全国大会へ出場することが当面の目標。南雲監督は「全国を制した時と遜色ないメンバー。集中して試合に臨めるようにしたい」と6年ぶりの全国制覇を目指す。
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