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神奈川区版 公開:2013年12月12日 エリアトップへ

神奈川県優良店舗表彰 森喜鮮魚店が受賞 片倉で地域密着経営

社会

公開:2013年12月12日

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「気持ち良く帰ってもらいたい」と3兄弟
「気持ち良く帰ってもらいたい」と3兄弟

 神奈川県は11月20日、2013年の神奈川県優良小売店舗を発表した。これは、県が毎年行っているもので、今年は県内各地の小売店35店舗が表彰された。神奈川区からは、片倉の「森喜鮮魚店」が唯一選ばれた。

 神奈川県優良小売店舗表彰は、(一社)神奈川県商工会議所連合会と神奈川県商工会連合会が共催して行っているもの。毎年県内の中小小売業と飲食店の中から、真心尽くしたサービスと味や技が自慢の店舗を選出している。今年で38回目。

 「森喜鮮魚店」は、伊藤敏恭さんと喜文さん、平賀賢明さんの3兄弟が営んでおり、1966年から片倉で新鮮な魚介類を提供し続けている。もともと、先代が六角橋で鮮魚店を営んでおり、長男の敏恭さんが当時鮮魚店のなかった神大寺や片倉まで行商していた。片倉の住民からの要望もあり、1966年に片倉ショッピングセンターのオープンに合わせ独立開業。1979年に現在の店舗に移転し、喜文さんと賢明さんも加わり現在に至る。

約40年通う常連客も

 平日は、昼は地域の主婦や高齢者、夕方からはサラリーマンも多く訪れる。駐車場もあるため、土曜日ともなると、まとめ買いに来る客や口コミで知ったという客が、市内はもとより東京や千葉からも訪れる。「この店があるから引っ越したくない」と、40年以上の付き合いになる客も数多いという。

 移転後、近隣にスーパーなどが出店しても、人気は衰えなかった。敏恭さんは「お客を大切にする姿勢と、鮮度が良く様々な種類の魚をそろえていることが長く続けてこられた理由ではないか」と話す。親切丁寧な接客を心掛け、客の要望に細かく対応してきた。3人は「常連客の好みは覚えている。そういう関係になるのが大事。良い店はお客さんが作ってくれる」と口をそろえ、おいしい魚を地域の人たちに提供している。

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