川崎朋友ライオンズクラブ 30周年の節目を盛大に 福田市長など180人が出席
川崎朋友ライオンズクラブ(以降LC・畝本政幸会長)の結成30周年記念式典(三河辰巳委員長)が5月17日、川崎日航ホテルで開かれた。式には福田紀彦川崎市長をはじめ、安達成功次期地区ガバナー(330B地区)、近隣のLCメンバーなど約180人が出席。同クラブの節目を盛大に祝った。
川崎朋友LCは1984年3月に川崎葵LCの支援を受け、同年5月のライオンズクラブ国際協会による承認状伝達式を経て、日本で2688番目のLCとして加盟。会員数76人で活動をはじめた。
朋友・心友・盟友を合言葉にクラブ内の強い結束を糧として、盲導犬育成募金活動、薬物乱用防止教育講習会、献血奉仕などの社会奉仕に尽力する同クラブ。寄付活動についても日本盲導犬協会や福祉団体等に毎年実施している。
30周年の記念事業では、寄付活動に合わせ、式典実行委員長である三河さんの生まれ故郷・岩手県久慈市への支援も行った。東日本大震災で甚大な被害が出た久慈市。中でも近隣の野田村は特に被害が大きかった。昨年冨田茂前会長を中心に同市を訪問。必要な物などの要望を聞き、双方で話し合い、可動式のソーラー街路灯を10基寄贈した。
式典には、その縁で久慈市野田村の小田祐士村長と久慈LCのメンバーが出席。挨拶に立った小田野田村村長は「街路灯の設置で夜も明るく道を照らしてくれ、子どもたちも安全に通学できるようになり、住民一同本当に喜んでいる。希望の光として長く使わせていただきたい」と話した。
「障がい者福祉の向上」のための寄付金を受け取った福田市長はこれまでの寄付についても触れ、「ワゴン車や時計台の寄贈など、朋友ライオンズ様には長きに渡り多くのご支援いただき、本当に感謝している。市民の皆様にしっかり還元する」と話し、畝本会長に感謝状を手渡した。
式典の後には祝賀会も行われ、参加者らは近況報告や情報交換などをしながら親睦を深めた。
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