認知症本人やその家族、サポーターなどで組織する「つながりの開」(前田隆行代表=人物風土記で紹介)の交流会が19日、能ケ谷町で行なわれた。
当日は50人ほどが参加し、バーベキューなど認知症本人も調理しながら楽しい時間を過ごした。
家族の皆さんからは「また、やって欲しい。とっても楽しく一緒に過ごせたことが本当に嬉しい」と話していた。
「つながりの開」は認知症でも安心して暮らせるために結成した会で、様ざまな活動をしている。前田代表は「認知症になると施設も限られ、病気になっても受け入れてくれる病院も少ない。認知症の問題は家族が抱えてしまい、表にでることが少ないが、患者さんもその家族も安心して、今までも変わらない生活ができるように多くの人に認知症への理解を深めてもらい、市民、地域、行政の力で受け入れられる社会を作っていきたい」と話している。
今後は、模擬的に認知症の人が町を徘徊している設定を作り、市民がどの様に対応すればいいのかを知ってもらう活動や、小学生に認知症のことを知ってもらう勉強会などを開催していくという。「認知症は誰にでも可能性がある。その時のために安心して暮らせる町を町田から全国へ発信できれば」と前田代表。
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