藤沢市の花として愛されている「藤の花」が、5月に入りほころび始め、見ごろを迎えようとしている。市内には2つの「フジロード」があるが、中でも引地川親水公園は、約130mの藤棚で例年人気を集めている。同公園での開花状況は、昨年よりも1週間ほど遅いものの、5月5日(土)・6日(日)ごろには紫と白の藤の花が楽しめる見通しとなっている。
引地川親水公園(大庭字中沢6510)の藤の木は23本で、1998年に藤沢市が植えたもの。そのうち19本が、見ごたえのある約130mの長い藤棚に並んでいる。
今年は寒さの影響もあり、満開の時期は昨年よりも1週間ほど遅れているが、5月5日(土)ごろから本格的な見ごろとなる見通し。この藤棚は木によって開花時期が少しずつ異なるため、咲き始めから長い間楽しめるところも特長だ。
また、市内には藤の名所を巡る「フジロード」が整備されており、同公園の他にも新林公園や舟地蔵公園、大庭城址公園など計21カ所がフジの名所として登録されている。
同園を管理している(財)藤沢市まちづくり協会では、「フジを楽しむならやはりここが人気。ただ、土日や祝日は駐車場が込み合うので、なるべく公共交通機関を活用してほしい」と話している。
アクセスは、JR藤沢駅北口から「石川橋経由湘南台西口行き」または「綾瀬車庫行き」のバスに乗り「天神社前」下車、徒歩3分。湘南台駅西口から「羽鳥・一色経由」または「一色仲通り経由藤沢駅北口行き」のバスで「天神社前」下車、徒歩3分。
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