秦野 社会
公開日:2011.12.08
検討委
「観光計画」素案を提出
将来像「首都圏のオアシス」
2011年度から2020年度までの新たな観光振興の指針「秦野市観光振興基本計画(仮称)」の素案が、同計画策定検討委員会によりまとめられ11月21日、市に提出された。
同委員会は、屋代雅充委員長(東海大学観光学部教授)をはじめとする学識経験者、県、観光協会、地元商店、マスコミ、公募一般市民など18人で構成。今年2月の発足から8回にわたり協議を重ねてきた。
素案では、「観光レクリエーションの魅力向上」「周遊・滞在化を促進」など5つの基本目標を提示。また各基本目標について、観光入込み客数を現状の約186万人から約225万人としたほか、市内滞在時間、1人当たり市内消費額など数値目標も示した。
観光の将来像については、表丹沢の自然の恵みを活かし首都圏から多くの人々を迎えるなどとして「湧水と里山・首都圏のオアシス・はだの」を掲げた。
市ではこの素案を受け、「来年2月頃までにパブリックコメントを実施するなどして市民、市議会、関係団体などから広く意見を聞き、年度内に成案化したい」と話している。
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