秦野市では4月16日から、緊急情報メールで発信した情報をテレビ神奈川(tvk)のデータ放送にも配信。市内の災害・犯罪発生情報などをより広く市民に伝える新サービスを開始した。緊急情報メールの発信とtvkのデータ放送が連動しているのは、海老名市に続いて県内2例目。
緊急情報メールが発信されると、秦野市の郵便番号が登録されているテレビのtvkデータ放送に情報が反映される。視聴者はtvk視聴時にリモコンのDボタンを押すと、画面が秦野市の安全安心情報に切り替わる。災害・防災情報をすばやく入手できるうえ、避難勧告など緊急度の高い情報が発信された場合は、画面が自動的に安全安心情報に切り替わるという。
市ではこれまで、台風や大雨などの災害情報や、振り込め詐欺などの犯罪発生情報、尋ね人情報などを防災無線、緊急情報メール、市ホームページ等を活用して発信してきた。
しかし、防災無線は強風やスピーカーの位置などの影響で聞き取りにくい場所があり、文字で情報を受け取れる緊急情報メールも、受信には登録が必要なため高齢者などから「使いにくい」との意見が寄せられていた。
新たな情報配信方法を模索していた市では、tvkが3月からデータ放送と緊急情報メールの連動サービスを開始したことから、新サービス導入を決定。市では「より広く、確実に皆様へ情報が届くのでは」と話す。データ放送の視聴方法について詳しくは市広報課【電話】0463・82・5117まで。
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