神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2014年1月30日 エリアトップへ

広がるスポーツ鬼ごっこ 遊び感覚で運動能力向上

公開:2014年1月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
鬼ごっこ協会による説明図
鬼ごっこ協会による説明図

 日本の伝統的な遊びのひとつである「鬼ごっこ」に統一のルールを設けた「スポーツ鬼ごっこ」。秦野市内では一般社団法人鬼ごっこ協会の指導員・審判員のライセンスを持つ3人が、サッカーやテニスの練習に取り入れたり、現在、小学生を中心に体験会などを開催している。

 スポーツ鬼ごっこの全国競技人口は約8万人。大人、子ども問わず1チーム10人で行う。制限時間内に相手陣地にある宝を取り、ポイントを多くとったチームが勝ちというルールだ。

 市内でライセンスを持つのは太田雅文さん(46・秦野西FCコーチ)、根岸知明さん(32・株式会社トムプランニング代表取締役)、飯田琢郎さん(27・フィーカスポーツクラブ代表)。

 太田さんは一昨年からサッカーの練習に、根岸さんは昨年からテニスの練習にスポーツ鬼ごっこを取り入れている。飯田さんは昨年夏から活動を始め、体験会を開催。市内では約100人が経験し、昨年は全国大会にも出場している。

 小学生などの低年齢期の子どもには、ひとつだけではなく「様々なスポーツを経験させた方が運動能力が向上する」と飯田さん、根岸さんは口を揃える。スポーツ鬼ごっこは遊び感覚で楽しく動くことで、自然と基礎運動能力の向上が期待できるという。また、普段の競技から離れ、走る、切り返すという身体的な運動の他、子どもたちが作戦を考えるというコミュニケーション力も培われる。全国を見ると授業に取り入れている学校もある。

 飯田さんは「鬼ごっこで培った力を他のあらゆるスポーツに活かし、将来活躍してもらいたい。気軽にできる簡単なものなのでぜひ一度体験して」と話す。

無料体験会を開催

 スポーツ鬼ごっこの無料体験会を2月の毎週水曜日(5、12、19、26日)の午後5時30分から午後7時30分まで、市総合体育館で開催する。対象はスポーツに興味・関心のある小学生で各日定員30人。参加者は運動可能な服装で室内シューズ、飲み物等を持参する。

 参加の問い合わせは飯田さん【電話】070・6558・8653へ。

プレーする子どもたち
プレーする子どもたち

秦野版のトップニュース最新6

自治会員が「とくし丸」誘致

下大槻団地

自治会員が「とくし丸」誘致

買物難民を支援

3月15日

家賃千円で被災者支援

福嶋さん鈴木さん

家賃千円で被災者支援

北矢名のアパート1部屋

3月15日

読書感想全国コンで入賞

西中3年井上和奏さん

読書感想全国コンで入賞

喜びを高橋市長に報告

3月8日

小5児童、初の県平均超え

専任教諭派遣等充実図る

小5児童、初の県平均超え

3月8日

初の総額1千億円超え

秦野市予算案

初の総額1千億円超え

一般会計も過去最大

3月1日

エベレスト登頂へ挑戦

柳川在住関健作さん

エベレスト登頂へ挑戦

ドキュメンタリー撮影も

3月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

  • 10月6日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook