鎌倉幕府第3代将軍の源実朝(みなもとのさねとも、1192―1219)の御首(みしるし)が葬られている源実朝公御首塚境内(秦野市東田原1018の2)と周辺で、「第30回実朝まつり」が11月23日(祝・木)に開催される。午前9時30分から午後4時。主催は実朝まつり実行委員会(高橋正弘委員長)。後援に秦野市など。
今年は30回の節目で、実朝没後800回忌にあたることから、地域の自治会や関連団体で組織される東地区まちづくり委員会では、1年半ほど前から記念事業実行委員会を立ち上げ準備を進めてきた。
まつりでは、金剛寺(東田原1116)から田原ふるさと公園のふるさと伝承館まで子どもたちが行列する恒例の稚児武者行列をはじめ、特別事業として、篠笛・琵琶演奏や雅楽演奏、紙芝居「実朝公御首のゆくえ」、抽選会などを実施。先着1000人に「建長寺けんちん汁”仙人鍋”」が振る舞われ、記念手ぬぐいの進呈もある。
首塚境内では実朝公忌俳句展示・短歌短冊展示や野点などが。また、中丸広場では各団体模擬店、東中学校吹奏楽部演奏、東小学校鼓笛隊演奏、神輿パレードが催される。金剛寺阿弥陀堂では「実朝公金剛寺所蔵品展示」も同時開催される。
高橋委員長は「実朝まつりは東地区の最大イベントです。住民みんなで力を合わせて『おもてなし』を考えてきました。多くの方に足を運んでもらえれば嬉しい」と話す。
実行委員会ではまつりを広く知ってもらいたいと、10月下旬から小田急線や江ノ電の各駅にポスターを掲示するなどPRにも力を入れ、本番を迎える準備に余念がない。雨天決行。詳細は秦野市観光協会ホームページhttp://www.kankou-hadano.orgに掲載。
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