青葉区内で活動している公式ドッジボールチーム「土竜島(もぐらじま)」=写真=は、7月25日に相模原市で行われた第30回全日本ドッジボール選手権神奈川県大会で優勝。水戸市で開催予定の全国大会に県代表として初出場する。
小学1年生から6年生まで41人の子どもが所属し、すすき野中学校や黒須田小学校などで練習している土竜島。県大会は、3年生から6年生までの児童で構成された28チームが参加して争われた。
予選リーグを全勝で突破した土竜島は決勝トーナメント1回戦で川中島ドッジボールクラブと対戦。前半は押される展開だったが、キャプテンの隅谷(すみや)和也君(嶮山小6年)のパスカットから流れが変わり、10対4で勝利。2回戦ではT・K・Gに10対6で勝ち、3セットマッチとなる準決勝のゼブラ★パワーズ戦では2セット目を落とすも1、3セットを取って決勝へ。最後の相手はデイリー相模原ボンバーズ。1セット目を5対6で取られる厳しい展開も「心配していなかった」と原田洋之監督。週4日という練習量で培った地力を発揮し、2、3セットを連取。初の全国大会の切符を手にした。隅谷キャプテンは「最初から最後までチームをみんなで盛り上げ、楽しく勝つことができて良かった」と喜びを語った。
「全員がキャッチし、アタックできる、穴のないチーム」と原田監督が評する土竜島。当初から全国優勝を目標に掲げていたチームとして、強さを見せた県大会だった。
大会延期に負けず
全国大会は8月15日に開催予定だったが、新型コロナの拡大を受け、4日に会場のアダストリアみとアリーナの使用中止が決定。急きょ11月27日への延期が発表された。
大会直前での開催延期となったが、原田監督は「全国優勝を目指すチームとして、どこと対戦しても負けない力を身につけさせたい。時間があるので、県大会の課題を見直し、準備をしていきたい」と切り替える。一方、隅谷キャプテンは「いっぱい練習できるので延期は気にしない」と話し、「全国で優勝できるよう、今までと同じように練習したい」と力強く話していた。
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