意見広告・議会報告
市政報告【11】 小・中学校「学年チーム担任制」導入へ来年度モデル実施 横浜市会議員 おさかべ さやか
今年度、私は「学年チーム担任制」の導入を教育委員会に提案してきました。来年度からモデル実施されます。この制度は、複数の教員が同じ学級を担任することで、児童・生徒一人ひとりの学習状況や生活面の問題を、複数の視点から把握するものです。教員同士が情報を共有しやすく、個別ニーズに合わせた多角的なサポートができるので、いじめや不登校に早い段階から気付ける可能性が高まります。
また、特定の教員に負担が集中せず、授業の準備や児童・生徒の対応を分担できるため、教員の働き方改革にもつながります。教員が各々の専門分野に応じた役割を持つことで、特定の科目や領域において専門性の高い指導が実現し、授業の質や児童・生徒の学力向上にも寄与します。チーム全体で協力し合うため、新人教員の育成にも効果的で、教員不足の今の時代には、なくてはならない重要な仕組みです。
児童・生徒にとっては、複数の教員からサポートを受けることで心理的な支えが強化され、相談しやすい環境が整います。特定の教員に悩みを打ち明けにくい場合も、他の教員に相談することができ、学校全体で児童・生徒を見守る安心感が生まれます。
このように、「学年チーム担任制」は、児童・生徒へのきめ細やかな指導と教員の働き方の改善の両方によい仕組みで、私は大いに期待できるものと考えています。
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