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公開日:2026.07.09

横浜市内初 企業単独で水辺愛護会 担い手不足の解決に一助

  • 同社隣にある池尻公園と松本さん

    同社隣にある池尻公園と松本さん

 横浜市は6月29日、荏田町に本社を置く「東急グリーンシステム(株)」が、民間企業単独としては市内初となる「水辺愛護会」を発足したと発表した。地域の河川環境の保全活動を担う水辺愛護会に企業が参入することで、従来のボランティア組織が抱える課題解決への新たな一歩として期待が集まる。

 同社はこれまでも、本社ビルに隣接する「池尻公園」の清掃や美化活動を行う「公園愛護会」として実績を重ねてきた。今回の水辺愛護会発足により、本業で培ってきた造園業や緑化管理の専門知識・ノウハウを、同公園内にある雨水調整池の環境保全にも存分に生かしていく構えだ。

社内有志で活動

 同社ではこれまで社内有志を募りながら活動してきた。多い時には一度に約30人の社員が集まることもあったという。今後は従来から実施している月1回の公園愛護会活動に加え、水辺愛護会として2カ月に1回程度の活動を予定している。

 活動の中心メンバーの松本匡浩(まさひろ)さんは「基本的には社内メンバーでの活動を想定していますが、地域の方で『協力したい』という方がいらっしゃれば、ぜひご連絡をいただきたい」と話す。

継続性・持続性に期待

 現在、市内の多くの公園愛護会や水辺愛護会では、メンバーの高齢化やそれに伴う深刻な担い手不足が大きな地域課題となっている。

 住民ボランティアだけに頼る組織維持が難しくなりつつある中、今回の「企業単独での発足」について、市の担当者は「企業が活動を担うことで継続性や持続性が強く望めるのでは。今後の先進的なモデルケースとして注目しつつ、他企業への波及も期待したい」と展望を語る。

 松本さんは「『緑』に関わる企業として、しっかりと活動していきたい。また、近隣の幼稚園などを交えた清掃・学びの活動なども考えていけたら」と展望を話した。

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