新治市民の森内の谷戸田の田んぼに8体のかかしが立っている。
これは、「新治谷戸田を守る会(原洪代表)」が毎年8月初旬に設置しているものだ。今年は、1日に同会の会員約30人と地域住民約10人でかかし作りが行われた。その後、8日にかかしを田んぼへ設置した。
違う表情見せるかかし
同会の会員で旭区在住の林愛生音(あいね)さん(8)は、かかしの顔の絵を描いたという。かかし作りは初めての体験だ。林さんは「ほかのかかしと違う表情になるように工夫した。可愛いかかしになるように一生懸命絵を描いた」と満面の笑顔を見せた。実際にかかしが田んぼに立つと、嬉しそうな表情を浮かべていた。
かかしは、スズメなどから稲を守る役割もあるが、「やはり、谷戸田の景色に”賑わい”を感じさせてくれるね」と会員らは話した。
原代表は「谷戸田の景色を守るためにも、昔から伝統あるかかし作りを今後も続けていきたい。田んぼの前にはベンチも設置している。また、かかしと田んぼを上から見下ろすこともできる。色んな角度から景色を楽しんでほしい。ぜひ、谷戸田の景色を見に来てほしい」と話した。
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