神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2024年8月1日 エリアトップへ

「避難場所」で熱中症予防 市が利用呼び掛け

社会

公開:2024年8月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
ロゴマークが目印(写真は緑区総合庁舎)
ロゴマークが目印(写真は緑区総合庁舎)

 横浜市は熱中症予防の一環として、市民が外出時に一時的に暑さをしのぐ場所「クールシェアスポット」を6月1日から9月30日まで開設している。主管する横浜市脱炭素・GREEN×EXPO推進局 脱炭素ライフスタイル推進課では「上手に活用し、予防に努めてほしい」と話している。

 クールシェアは、東日本大震災後の電力不足への取り組みとして2011年に始まった考え方。環境保全の観点から、各家庭で冷房を使用するのではなく、施設などに集まり涼しさを共有することで節電につなげる取り組みだ。政府は熱中症対策として各自治体に誰もが涼める場所の設置を呼び掛け、横浜でも取り組みが進められている。

 健康管理や適切な室内温度調節、気温が著しく高い状況で外出を控えるなどの熱中症対策が基本だが、外出せざるを得ない状況もある。市は冷房設備などがある施設を利用することで涼を共有するクールシェアスポットの設置を推進。昨年は市の施設だけで実施したが、今年はこのほか、民間施設や県施設にも協力を求めている。

区内には28施設

 6月1日の開始日前には576カ所が参加。協力施設は少しずつ増えており、7月26日時点で628カ所(市施設495、県施設20、民間施設113)となっている。緑区では同時点で、緑区総合庁舎をはじめ、地域ケアプラザや地区センター、緑図書館など28施設が登録されている。協力施設は、市のウェブサイトにあるグーグルマップで見ることができる。

 担当課では「市内では熱中症警戒アラートなども続いています。外出せざるを得ない場合等には、熱中症のリスクを低減する取り組みが重要。お近くのクールシェアスポットをぜひ活用ください」と呼び掛けている。

施設一覧・マップはこちらから
施設一覧・マップはこちらから

小学生と関わる仕事をしてみませんか?

小学校内及び民間施設等の職場で、放課後の子どもたちの学習支援や遊びを行います。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/hokago/houkago-jinzai.html

<PR>

緑区版のトップニュース最新6

児童虐待対応件数が減少

横浜市

児童虐待対応件数が減少

ただし依然として高水準

6月12日

全国初、短時間預かり始動

横浜市

全国初、短時間預かり始動

子育て支援でモデル事業

6月12日

真打昇進で「地域に感謝」

中山在住落語家

真打昇進で「地域に感謝」

瀧川鯉丸さん、熱意新たに

6月5日

全数点検で安全確保へ

鋼管ポール防犯灯

全数点検で安全確保へ

市内に約1万8千灯

6月5日

将棋の県代表に

十日市場小武井柊一さん

将棋の県代表に

「倉敷王将戦」県予選で優勝

5月29日

25年度春は減便回避

横浜市営バス

25年度春は減便回避

運転手の採用拡大が奏功

5月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

横浜市が中小企業向けの省エネ推進セミナー

横浜市が中小企業向けの省エネ推進セミナー

7月、脱炭素化へ参加者募集

7月9日~7月9日

緑区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年6月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook