日吉を中心に活動する市民サークル「鎌倉彫刀華会・上大迫教室」の作品展示会が6月9日〜12日、大倉山記念館で開催された。
鎌倉時代に中国から伝来したと言われる「鎌倉彫」。展示会では、師範である上大迫清山さんと生徒の計16人の作品が展示された。
6年ぶりの開催
展示会は2回目。コロナ禍で発表の場も少なくなるなか、前回から6年ぶりの開催となった。上大迫さんは「社会情勢も鑑みて昨年末から開催の準備をしてきた。短い期間ではあったが、成功させようとみんなで力を合わせて無事に開くことができて良かった」と振り返る。
漆塗りが特徴の鎌倉彫。作品には”人となり”が如実に表れるのが鑑賞の楽しみの一つという。「彫りの線一つとっても、大胆さや繊細さなど、その人らしさが感じられる」と愛弟子たちの作品を見ながら上大迫さんは笑顔を見せる。
月に2回の活動は、70歳近いメンバーたちの笑顔と活気が溢れる。町内会の役員など、地域活動に精力的に取り組んでいる人も多く、「地域の人々も多く足を運んでくれた。メンバーの日頃の努力の成果を披露する場になってよかった」と上大迫さん。前回に続き来場した人からは「前よりも上手になっているね」といった声も多く聞かれたという。
展示会では、体験コーナーも。「集中して手先を動かすから健康増進にも良い。これからも楽しく活動しながら、鎌倉彫の魅力を発信していきたい」と話した。
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