意見広告・議会報告
県政リポート㊲ 憲法の精神が生きる社会へ 日本共産党 県議会議員 大山奈々子
昨年は衆院選を通じ、改憲派が3分の2を割り込みました。自民党の改憲草案には「基本的人権の尊重」が抜かれています。今、政治に求められるのは「恒久平和」や「国民主権」など憲法の精神を生かしていくことです。
【基本的人権】
例えば学習権。県議会で党議員団は学費の無償化を訴え続け、唯一の県立大、県立保健福祉大学(横須賀)の入学金を半額にできました。また、超党派で求め、私学助成の拡大もかないました。例えば差別解消。女性差別撤廃条約に実効性を持たせる選択議定書批准を求める声も共産党以外に賛成を得られません。今後、超党派の女性議連で迫れるよう頑張ります。
【国民主権】
マイナ保険証と現行保険証の併用を可能にしてほしいと願う陳情が2本寄せられましたが、賛成は共産党だけ。全国では176の議会から国に同趣旨の意見書や決議が上がっており、世論調査でもマイナ保険証への一本化は2割の支持しかないのにも関わらず。私たちは県民要望を最も多く議会に紹介しています。今後とも代弁者として要望実現に取り組みます。
【恒久平和】
防衛予算をどこまで引き上げれば安全が保障されますか?唯一の戦争被爆国なのに、アメリカに忖度して核兵器禁止条約を批准できず会議にも出ない政府。外交なくして平和は来ません。私は県議会で知事に国への働きかけを求めましたが、注視する、のみ。被爆者団体がノーベル平和賞を受賞するという世界の潮流に乗れない県を変えていきたいと思います。
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