旭区・瀬谷区 人物風土記
公開日:2013.06.20
月1イベント「ピアノで綴る 昭和の歌」リーダーで伴奏者の
大瀬 鉄男さん
若葉台在住 78歳
元気を奏でるピアノマン
○…旧若葉台西中学校の木工室で開かれる「ピアノで綴る 昭和の歌」。いわゆる「歌声喫茶」のような形態で、リーダーの音頭のもと、参加者が歌声を揃える。ピアノ伴奏も務めるリーダーの大瀬さんはカラフルなバンダナがトレードマークで、軽妙なトークで会場を盛り上げる。「曲のことよりもどんなおしゃべりをしようかってことを考えちゃう」と笑うが、ピアノを前にすると、すぐさま表情は変わりプロの音色を奏でる。
○…若葉台に住む中高年の元気づくりと自身の「ボケ防止」を兼ねて2011年10月から始めた。こだわりは、ピアノの生伴奏。「今はなかなかピアノの演奏にふれる機会も少ないからね。ピアノに親しみを持ってもらいたい」。もう一つのこだわりが、曲間のおしゃべり。昭和の出来事や時事的な話題など、お題はさまざま。参加者の関心の的を外さないよう、日々のニュースチェックが日課だ。
○…ピアノを弾けるということで「裕福だったんでしょ」と言われることもあるが、始めたのは高校生。学校の先生に手ほどきを受け、テクニックを身に付けた。その後も思いが揺らぐことはなく、20歳でプロの世界に。当時の月給1万2千円をこつこつと貯め、ようやく手に入れた18万円のアップライトピアノでさらに腕を磨き、都はるみやフランク永井など時代を彩る歌い手とステージをともにした。「地域に入ったら、みんな横一列。現役時代の話は持ち出しちゃダメ」というせいか、華やかだった世界の話は多くは語らない。
○…若葉台を中心に古紙回収を行う「大瀬商店」の代表取締役でもある。仕事は息子たちに任せているため、自由な時間も増えた。今後は他の場所でもピアノがあれば出向きたいと考えている。「ボケて寝たきりになったら何も楽しくない。いくつになっても自分らしくやっていきたい」。人生をともにした愛するピアノは、これからも良きパートナーでいてくれそうだ。
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