「年中夢球」というペンネームで、少年・高校野球に関する記事を発信しているブログがある。執筆するのは旭区内で長年少年野球の指導に携わった本間一平さん(49)。このほど、ブログの内容を中心にまとめた著書「球育」が出版される。
一昨年まで硬式少年野球チーム「旭リトルリーグ」で指導していた本間さん。チームを離れた2年ほど前から、自身が考える少年・高校野球の現場での出来事などを記事として発信している。指導時に意識すべき点や問題点、野球に取り組む子どものいる保護者の心境などをつづった記事は、次第に保護者や指導者たちから人気を集め、今ではブログのフォロワーは4万人にも上るという。
プロ監督との対談も
同書では「心の野球を子供に伝える」「野球少年の親として」などと題して、野球への心構えや親としての接し方などを紹介。巻末には千葉ロッテマリーンズの井口資仁監督との対談も掲載している。本間さんは「心技体という言葉のように、野球への心構えは『心が前』であると思う。あいさつ一つでも、礼節を大切にすることを子どもたちにしっかりと伝えるべき。親御さんにもぜひ読んでもらえたら」と話す。
同書は7月5日(木)に全国の書店で発売。日本写真企画(定価1500円税別)。詳細はブログ【URL】https://nenjyu-mukyu.com/へ。
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