旭区・瀬谷区 人物風土記
公開日:2024.06.06
開館40周年を迎えた白根地区センターの館長を務める
加藤 正信さん
旭区白根在勤 61歳
楽しめる場所、仲間と作る
○…今年5月に開館40周年を迎えた白根地区センターの館長を務める。「地域の人たちから『行ってみたい』と言われるような施設にしたい」と考え、流行を取り入れた塩パン作りや、ウオークイベントなどをスタッフと計画、実行。周年に合わせ、さまざまなイベントも企画しており「節目の年に、身が引き締まる気持ち。多くの人が楽しめる催しにしたい」と展望を述べる。
○…旭区の高校を卒業後、「地域の役に立てる仕事をしたい」と考えて横浜市水道局に入庁。昇任試験の合格を機に各区役所で係長や課長を任された。昨年3月の定年退職後に市の再任用を受け、自宅の近くにある地区センターの館長に。「当時はコロナ対応もあり、さまざまなことが制限されている中で、できることを探さないといけなかった」。清掃を徹底し、人数を制限しながらもイベントを行った。
○…瀬谷区出身。スポーツが好きで、過去には県のバウンドテニス協会で理事を務めたことも。「家族が大好きなんです」と話し、休日は子どもや孫たちと外出を楽しむ。現在は母親と一緒に住んでおり、「厳しい人で、『色々なことに興味を持って、途中で投げ出さずに最後まで責任を持ってやりなさい』と育てられた」と振り返る。その言葉は、仕事に取り組む際のスタンスとして生かされている。
○…「経験を生かすことができ、好きな仕事」と魅力を語る。館長就任時には、「仲間と協力し、安心して利用できる施設を作っていこう」とスタッフに呼びかけた。地区センターの利用者数を増やすため、アピールをしていきたいと考えている。「読書やスポーツなど、さまざまな楽しみができる場所。いろいろな年齢の人に来てほしい」
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