瀬谷図書館(小泉信義館長)が12月19日(日)まで、相模鉄道(株)のキャラクター「そうにゃん」の絵本展を開催している。同社の協力により実現したもので、そうにゃんの絵本に焦点を当てた展示会は初の試み。専用電車で使われていた黄金色の吊り革なども並ぶ。
横浜市立図書館の開業100周年として企画された展示会。市内各区の図書館ではさまざまな記念事業を行っており、瀬谷図書館では10月に(株)三省堂の執行役員を招き、国語辞典の歴史に関する講演を開いていた。
小泉館長によると、今回の展示会は区内の中央を走る相鉄線と連携した企画ができればと同社に打診。絵本を中心に展示することになった。
同社ホームページによれば、そうにゃんは相鉄沿線に住む「新種のネコ」。大きな耳や遮断機のようなしま模様のしっぽが特徴だ。2014年に誕生し、これまでにぬいぐるみや絵本といった関連グッズが販売されるなどファンも多い。
会場の玄関ホールには18年から21年までに出版された4冊の絵本や、作中のワンシーンをパネル化したものが並ぶ。また、関連グッズのほか、特製ラッピングが施された「そうにゃんトレイン」で使われている吊り革も展示。現在は使用されていない黄金色のタイプや、相鉄グループ100周年を記念したものなども見ることができ、合計4種類の吊り革が揃って展示されるのは初という。相鉄線や電車の本もあり、子どもから大人まで楽しめる内容だ。
同館(【電話】045・301・7911)の開館時間は午前9時30分〜午後7時(土・日・月曜日は5時まで)。同社広報担当の岸佳隆さんは「(展示を通じ)そうにゃんや相鉄線に親しみをもってらえれば」と期待を寄せる。小泉館長は「この機会に多くの人に来館して欲しい」と呼びかける。
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