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瀬谷区 スポーツ

公開日:2023.11.16

柔道場善道館
20周年の節目を祝う
式典で門下生や来賓らと

  • 特別演武で石を割る伊藤館長

  • あいさつする伊藤館長

 瀬谷銀座通り沿いにある柔道場「善道館」(伊藤吉治館長)の設立20周年式典が11月5日にロイヤルホールヨコハマ(中区)で開催。門下生や来賓とともに節目を盛大に祝った。

 同館は、神奈川県警に勤めていた伊藤館長が退職後の2001年11月に設立。これまでに約180人の道場生を輩出している。伊藤館長は段位8段の持ち主。21年には子どもたちへの普及啓発活動などが評価され、(公財)全日本柔道連盟による「少年少女柔道普及振興基金」の表彰団体に選ばれた。

 コロナ禍で延期されていた20周年式典。門下生や保護者、顧問の花上喜代志氏など関係者に加えて、藤木企業(株)取締役相談役の藤木幸夫氏など来賓も多数駆け付けた。

 冒頭であいさつに立った伊藤館長は神奈川県柔道連盟で接点があり、1964年の東京五輪メダリストの故・猪熊功氏と交わしたという3つの約束を紹介。小学生の全国大会を開くこと、メディアなどで柔道の広報に努めること、そして、自分の道場を立ち上げて子どもたちを育てることだったと振り返った。また、色々な人に出会うことで自身が作られたとして、「門下生たちにも人との出会いを大切にして欲しい」と呼びかけた。

 式典では音楽大学に通う山形きあらさんが「乾杯」などを披露して会場を盛り上げた。伊藤館長による特別演武もあり、手刀で石を割ると大きな歓声と拍手が起こった。

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