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公開日:2024.01.18
横浜隼人
春高バレーでベスト8
創部初の快挙達成
「第76回 全日本バレーボール高校選手権大会」(東京体育館、1月4日〜8日)で、横浜隼人高校女子バレーボール部(佐藤喜一郎監督)が大会初勝利を飾るとともに勝ち進み、全国ベスト8入りを果たした。
2年連続3度目の春高出場となった隼人。今年度のチームは2023年に県4冠を達成。平均身長は約165cmと強豪と比べて小柄だが、堅守と速い展開からのコンビネーションが武器だ。
隼人はシードで、2回戦と氷上と対戦した。「応援もあり緊張せずに戦うことができました」と長井里緒キャプテン(3年)。小宮瑛那選手(同)のブロックや大橋美久選手(同)のレシーブなど守備から流れを掴んで第1セットを奪取。第2セットこそ落としたものの、最終セットは終盤に追いすがる相手を突き放し、最後はエース中村友香選手(同)のスパイクで勝利した。長井キャプテンは「勝った瞬間は現実味が無くて。皆で円陣を組んだ時に実感が沸きました」と喜ぶ。
初勝利とベスト16入りで勢いに乗った隼人は続く3回戦で、福井工大福井にストレート勝ち。準々決勝では下北沢成徳と対戦した。23年のインターハイと国体を制覇している優勝候補を相手にに、隼人は第1セットで驚異の粘りを見せる。20対24と追いつめられたところから、デュースに持ち込む。そこからは中村選手、芳賀日菜野選手(同)、中島希選手(同)のスパイクで得点を重ね、最終的に30対28と逆転勝ちした。
第2と第3セットは高さを生かした成徳の攻撃に力負けしたが、長井キャプテンは「コートの選手もベンチのメンバーも最後まで笑顔で、前向きに取り組んでいました」と振り返る。
ベスト8について「楽しかった。大声援のおかげで勝ち進めました」と約850人の応援団への感謝を口にする長井キャプテン。佐藤監督は「小柄でも大きなチームに勝てるようコツコツ練習してきた。その成果が実を結びました。選手たちに感謝しています」と教え子の奮闘を称えた。
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