品濃町に練習拠点を置く、ニッパツ横浜FCシーガルズが日本女子サッカーリーグ(通称なでしこリーグ)1部に初参入。28日には保土ケ谷公園サッカー場で初戦を迎える。要田勇一監督は「積極的な試合展開で1位を目指したい」と意欲を燃やす。
横須賀の女子サッカーチームを前身とし、2013年に発足した同チーム。東戸塚フットボールパークを練習拠点とし、16年にニッパツ横浜FCシーガルズとしてなでしこリーグの2部に初参入した。
昨シーズンは安定した守備で無失点の試合が多く、リーグ内で最少失点に抑えた。FW(フォワード)の高橋美夕紀選手は2部で得点ランキング2位をマーク。それでも「得点を取り切れずに、引き分けが多かった。もっとチャンスで決められていたら」と振り返るなど、8勝2敗8分で10チーム中4位という結果に。悔しさが残るシーズンとなった。
リーグ再編が契機
1989年に開幕した日本女子サッカーリーグ。昨シーズンまでは1部、2部のなでしこリーグに20チームが所属していたが、今秋、日本女子サッカー界の更なる発展に向け、より高いレベルのプロリーグが新設。9チームがプロへ移動したため、なでしこリーグは再編成され、シーガルズの1部参入が決まった。
開幕目前のチームの状態は好調らしく、「9割は仕上がっている。残り1割は実戦を積み重ねながら仕上げたい」と要田監督。小須田(こすだ)璃菜(りな)主将は「全員が同じ方向に向けるよう、出来ることを実行したい」と話す。
28日の初戦の相手はNGUラブリッジ名古屋。ホームの保土ケ谷公園サッカー場で午後1時にキックオフ。詳細は同チームHP(ホームページ)へ。
戸塚区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>