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公開日:2026.08.27
県政報告 172 少子対策の肝は恋愛活性化 神奈川県議会議員 北井宏昭
本県の合計特殊出生率は1・05で持続不可能な状況。それでも少子化対策は最優先課題です。
国の調査によると、一組の夫婦の最終的な出生子供数は、晩婚化による微減傾向はあるものの、ほぼ横ばいで推移しています。一方、生涯未婚率の4年後の推計は、男性・約28%、女性・約19%(本県の推定値はその2割増し)。課題は未婚率を下げることです。
結婚や交際のきっかけについて。60年前は一般的で約半数あった見合い結婚は、今や1割以下です。見合いの減少とは逆に増加した「職場や仕事、サークル・クラブ・習い事で」は20世紀終盤に約3割あったものの、今は15%程度。この急降下と「セクハラ」の概念が認識される時期は軌を一にしています。職場で女性を食事に誘うことでセクハラ扱いされれば職場恋愛は激減します。男性は社会的に抹殺されるリスクを負えません。
男性に限定しますが、20〜34歳の1/3以上が異性との恋愛経験がありません。かつてはお節介な世話好きが仲介役として導いてくれました。しかし、人生観や家族観の多様化や個人情報保護の時代、お節介の減少分も未婚率の増加と推察されます。アプリでの出会い増加も、リスクを感じる方は多く存在します。
これら価値観の多様化や個人情報そしてハラスメント対策などの人権関連政策は、世界基準の潮流で遂行すべきもの。ただしナーバスな配慮が必要で、窮屈で委縮して何も出来なくなりかねません。少子化対策とは二律背反=トレードオフです。このジレンマ克服のためにガイドラインなどで機能改善させ、二律背反の解消を訴えました。
北井宏昭
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戸塚区戸塚町3870‐1
TEL:045-871-5454
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