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金沢区・磯子区 社会

公開日:2025.07.09

横浜・八景島シーパラダイスのクルーズ船が運行終了
32年の営業に幕 船体に寄せ書きも

  • 船長の佐々木さん

  • 船体に寄せられたメッセージ

  • 思い思いのメッセージが書かれた船内

  • シーパラシー太のイラストも

 金沢区の横浜・八景島シーパラダイスが1993年に開業した当時から運行されてきたクルーズ船「パラダイスクルーズ」が7月8日で32年の営業に幕を閉じた。1日から8日まで、船体に思い出のエピソードやメッセージを書き残せるイベント「ありがとう!さよならパラダイスクルーズ!」が行われ、「同い年でがんばりました。次の船はお腹の子供と乗りにきます」「こどもが小さい時から何回か乗ってます。楽しい思い出をありがとう」などのメッセージが寄せられていた。

 船長を9年間務めてきた佐々木花南さんは「初めて操船した時は難しかったが、スムーズに運転できるようになってからは相棒のような存在だった」と振り返り、「常連さんの中には、自身が幼い頃に乗っていたことがあり、今度は自分の子どもを連れてきたよ、と声をかけてくださる方もいて、色々な方に愛されてきたことを思うと営業終了は悲しい」と話していた。

 7月19日(土)からは新クルーズ船「Paradise Cruise II」の運行が開始される。

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