花之木町3丁目の旧南区総合庁舎跡地に建設された商業施設「VIERRA(ビエラ)蒔田」が10月20日に開業する。
同跡地は区庁舎の浦舟町への移転に伴い、市が民間整備が可能と判断して公募売却を行ったもの。約11億5千万円の価格を示し、2019年に公募を開始。9件の応募の中から、JR西日本の100%子会社で駅ビル開発などを行うJR西日本不動産開発が選ばれた。同社は関西を中心に商業施設「ビエラ」を運営。今回が神奈川県初進出となる。
ビエラ蒔田は地上4階、地下2階建て。敷地面積は約4400平方メートル。駐車場は大岡川側に出入口があり、118台が駐車可能。
核はスーパー「ライフ」
1階にはテナントの中核となるスーパーマーケット「ライフ」が入る。営業時間は午前9時30分から午前0時まで。
競合する近隣の複数のスーパーが夏から秋にかけて店内改装を行うなど、ライフ出店を意識した動きも見られる。近隣のスーパーの関係者は「ライフと競争になるが、それによってお客様に喜んでもらえれば良い」と話していた。
コンサートも
3階の地域交流スペース「ビエラスタジオ蒔田」はコンサートも可能なスタジオとキッチンがあり、貸し出しを行う。
開業に合わせ、22日午前11時から横浜商業高校吹奏楽部の演奏、午後2時からはクロマチックハーモニカやサックスなどのコンサートがある。23日も午前10時からピアノやバイオリンの演奏がある。いずれも入場無料。問い合わせはビエラスタジオ蒔田【電話】045・741・5877。
ほかに、回転寿司の「くら寿司」や100円ショップの「ダイソー」、スポーツクラブ「ルネサンス」、カフェ「キーズカフェ」など、合わせて17テナントが入居する。 =「デスク・レポート」に関連記事
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