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鶴見区 社会

公開日:2021.05.27

財政広報をウェブ化
市、ペーパーレスの一環で

  • 財政広報の作成を担当した市の職員

 横浜市の予算や財政状況を紹介する『ひと目でわかる横浜の財政』が、このほど市のウェブサイトに公開された。

 これまで冊子とウェブで発信していたが、今年度からウェブでの閲覧に一本化。市が進めるペーパーレス化に対応した。横浜市庁舎内にある市民情報センターと各区の広報相談窓口では紙媒体での閲覧ができる。持ち帰り不可。

若者目線のQ&A

 同広報は、一般向けと子ども向けの2パターン製作された。

 一般向けの資料には、横浜を拠点に社会活動を行う学生団体「RCE横浜若者連盟」のメンバー5人が出演している。

 新型コロナ感染対策に関わる財政運営の取組などで同団体の学生が質問し、市が回答する、Q&A方式で表現した。

 同団体の川内美月さんは「横浜の財政が身近になった。登場する私たちの表情の変化にも注目して楽しんでもらえれば」と呼びかけている。

小学生のタブレットに

 子ども向けの資料は、今年度から小学校に1人1台導入されたタブレットから閲覧できるように教育委員会と調整。小学6年生に順次配布される予定だ。

 資料はサッカーJ1、横浜F・マリノスの公式キャラクター・マリノスケが登場し、税金の仕組みや使い道について解説している。市担当者は「幅広い世代に市の財政を知ってもらえるように周知していきたい」と話している。

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