横浜市とUR都市機構などが、花月園競輪場跡地に整備を進めていた地区公園が、11月上旬に開園することがわかった。名称は「鶴見花月園公園」。周辺道路などの工事が延長となる見込みだが、隣接する提供公園と一体的に利用開始できるように調整中という。
鶴見花月園公園は、花月園競輪場の跡地約4・3ヘクタールを利活用し、UR都市機構による「防災公園街区整備事業」として、2015年度から整備が進められてきた。
公園の整備は予定通り進んでおり、これまで11月ごろとしていた開園日がこのほど上旬に決定。一方で、12m道路と呼ばれるバス通り側は、道路面の高さ調整などに時間を要し、完成が21年秋から22年冬ごろに延期される見込みとなった。
そのほかの周辺道路については、西側道路が開園とあわせて開放予定で、北側道路は開園後に着手し、23年下期の完成を目指す。
また、隣接する民有地だった旧JFE岸谷社宅分を含む、京急・花月総持寺駅側の市街地部分には、民間事業者によるマンションが建設予定。すでに造成工事などが進んでおり、25年度に完成の見込みという。
子ども遊具も
開園する公園には、芝生の広場をはじめ、多目的広場、子ども用の遊具がある広場も設置。健康器具も配置されるなど、幅広い年齢層が利用できる造り。災害用のトイレやベンチなど、防災設備も整う。
市やURは、開園に向け園路や植栽整備を進行中とし、「周辺道路などについても、公園へのアクセスや利便性向上のため早期整備に努める」と話している。
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