東高校=馬場=のサステイナブル研究部(サス研)が2月25日、ピンク色のものを身につけて「いじめ反対」の意思表示をする「ピンクシャツデー」に合わせて、校内で啓発活動を行った。
ピンクシャツデーとは、カナダで始まったいじめ防止の取組。
ピンクシャツを着て登校した男子高校生がいじめにあったことを知った上級生が「ピンク色のものを身につけよう」と呼びかけたことで学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったという実話に由来する。
560枚分を用意
「地球に、ちょっといいこと。」をコンセプトに活動する同部では昨年に引き続き校内での啓発活動を企画した。
通常2月の最終週の水曜日がピンクシャツデーとされているが、祝日のため、同校では25日に設定。その日をピンクのシャツや小物を身に着けることができる日とし、事前に各クラスへ説明に回った。
さらに、ピンクのものがない人も参加できるようピンクのシールを購入。自由登校の3年生を除いた約560人分を用意し、当日の朝のホームルームで配布した。
シールには、各々いじめに対する思いを書いてもらい、帰りのホームルーム終了後に、サス研の部員が用意した紙に貼ってもらう流れ。
同校では、3年間で30時間のボランティア時間が卒業要件の一つとされているが、今回の活動に参加した人には、その1時間分が付与される仕組みとした。
当日は、朝から部員が昇降口に立って呼びかけ。各クラスでも委員会などと協力しながらシールを配布した。部長の三澤百々花さんは「ピンクの物を身に付けてくれる人がいて嬉しかった。まずは自分の身近な人から活動を伝えていけるといい」と話した。
シールが貼られた紙は今後集められ、大きなピンクシャツにして校内に飾る予定。
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