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鶴見区 人物風土記

公開日:2026.09.10

関わり研究所 となり部の部長を務める 武田 茉里さん 岸谷在勤 47歳

  • 武田 茉里さん (写真1)

心地よい『関わり』づくりを

 ○…気軽な関わりを現代に作り出し、立場に関わらず開かれた関係を探究しようと立ち上げられた「関わり研究所」。その中で、さりげない関係性を地域に増やすことを目的とする「となり部」の部長として、初めて社会保障をテーマにしたイベントを実施した。「福祉の仕事をしていても、知らないことがたくさんあった。地域の皆さんはもっと複雑に感じているはず。少しでも人生設計に役立ててほしかった」と語る。

 ○…自身の母が病気がちで、身近な友人の家族などに支えられた部分も多かった。大学卒業の際は、友人の母に連れられて記念写真を撮影したこともあり「誰かに見守られ、つながっていることは安心感になっていた」と振り返る。社会福祉士としてヤングケアラーの支援などを担当する中、福祉サービスだけでの限界も痛感。「だからこそ、ちょっとお節介でも見守り、伝えてくれる地域の関わりが大切だ」と考えるようになり、関係性を広めるために地域活動に携わり始めた。

 ○…16年以上共に過ごしてきたゴールデンレトリーバーの愛犬「ももい」との散歩が癒やしの時間。老犬になりカートで散歩をしている時、通行人との何気ない会話を楽しむ。「働きながらの子育て中には、ももいがきっかけの地域の方との何気ないやり取りに助けられました」と微笑む。

 ○…自身の経験を次世代に伝えるため、県立川崎高校の非常勤講師として社会福祉基礎の授業も担当する。現代は関わり作りに課題があると考え、さまざまな方法でつながることの大切さを伝え続ける。「さりげなく隣を気にかける関係性を大切にしたい。誰もが居心地のよい場所を持てるよう、地域全体で心地よい関わりづくりの手助けができれば」

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