神奈川区はこのほど、区内で在宅医療を実施している医療機関をマップと一覧でまとめた「神奈川区在宅医療マップ」を作成した。区医師会と区歯科医師会・区薬剤師会の協力を得て、在宅で受けられるサービスや在宅医療を受けたいときの相談先など、在宅医療に関する基礎知識も掲載。「医療や介護が必要な状況となっても、可能な限り住み慣れた自宅で暮らし続けたい」という区民の思いを支えるための冊子に仕上がった。
A4判・12ページ仕様で8500部を作成。区高齢・障害支援課や区内各地域ケアプラザ、地域包括支援センターで配布しているほか、区ホームページからもダウンロードできる。
区は団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・ 医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「横浜型地域包括ケアシステム」の構築に取り組んでいる。今回の冊子作成は、同システムの普及啓発が目的だ。区の担当者は「在宅医療を必要としている方や関心のある方に見ていただきたい」と話している。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>