幸ケ谷小学校の国道15号線側にある壁面を児童の絵で彩るプロジェクトが4年生を中心に実施され、昨年末に完成した。
同校の一部の壁面には創立80周年の際に2008年度卒業生が海をテーマに描いた絵が残されている。これにヒントを得た4年1組の児童が担任に「自分たちも絵を描いてみたい」と発案したことがきっかけで、プロジェクトが動き出した。
12年前に同校の壁画を描いた横浜市在住のウォールペイントアーティスト・ロコサトシさんが協力し、児童は11月下旬に行ったワークショップで下絵を考案。授業で学習している海をモチーフに、横浜の姉妹都市でロコさんが活動拠点としていたアメリカのサンディエゴとつながるという思いを込め、虹のアーチと合わせて「未来につながろう」という意味の英語を記した。
壁面は11月末に同校のおやじの会が清掃し、ロコさんが下絵を描いて12月2日・3日の各2時間で児童たちが仕上げた。80周年記念壁画もロコさんの手で塗り直され、カラフルな当時の色彩がよみがえった。
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