野菜の新たな価値創出 つま正
横浜市中央卸売市場の野菜卸業者「つま正」=栄町=が、横浜市のSDGs(持続可能な開発目標)認証制度「Y―SDGs」の認証を受けた。
コロナ禍で外食産業が打撃を受けたことで、同社や農家から廃棄される野菜が問題となっていた。そこで野菜の有効活用と「生活の一部として気軽に野菜を取り入れて欲しい」という思いから活用法を模索。横浜市立大学の学生にフードロスの現場を知ってもらうとともに、野菜の新たな価値創出へ若い世代の視点を取り入れようと意見交換。半年ほどかけて8種の野菜を用いた新感覚の飲む野菜ジュース「八百屋さんのベジブロス」を開発した。
ベジブロスは野菜を煮て取っただしの味を調整したもので、栄養価が高い。野菜が不足した食生活を送る人の健康サポートだけでなく、農業の振興にもつながるといい、小山正和社長は「ぜひ毎食取り入れ、腸内環境改善などに役立てていただけたら」と期待を込める。
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